千葉県の成田ゆめ牧場に行ってきた。
ここはいわゆる家族向けの観光牧場で、子供のいない我々夫婦には縁のなさそうな施設なのだけれども…
- 犬連れがOKで広大なドッグラン。
- 軌間2フィートの保存軽便鉄道(GW中はSL運転)がある。
- ソフトクリームや牛乳やヨーグルトが美味しい。
- 帰りに成田空港近くに寄って飛行機を眺められる
といった魅力から何回も訪れたことがある(私は鉄道オタで飛行機好き。ニョーボも飛行機好き)。
↓これが、保存軽便鉄道(羅須地人鉄道協会まきば線)。場内では「トロッコ列車」と称している。
おとぎの国の汽車ポッポみたいだが、昭和16年楠木製作所製のれっきとした本物のSL。遊園地の電動偽物SLとは異なる。台湾の基隆(キールン)炭坑で昭和53年まで現役で活躍しており、炭鉱閉鎖により日本に里帰りしてきたもの。
SLっぽくない、古めかしい電気釜?に煙突つけたような機関車もあり(マフポッター号)一定時間ごとに交代するらしい。
こちらはなんとオリジナル新製。こちらの方が馬力があるのか坂道でも元気がいい。汽笛は爆音w。機関士のおじさんが鳴らす前に「大きな音でるよ」と教えてくれる。
運営しているのは「羅須地人鉄道協会」というボランティア団体で、成田ゆめ牧場がアトラクションとして運行しているわけでは無い。協会の趣旨に理解を示した牧場側が場所を提供しているらしい。この地に来る前は、糸魚川の東洋活性白土株式会社という工場の専用線を使わせてもらい活動していたそうだ。本格的ですげえ。
路線は1周約500mはあり、実に広々としている。スピードは歩くより早い程度で1周して帰ってくるまで5分くらいだろうか、とにかくのんびり走る。周回内には花畑があり、線路脇には無粋な柵などもなく、とても良い雰囲気である。
そして、犬と一緒に乗れるのだ。犬は無料だが、ちゃんとリードつけて抱っこして乗る。人間は1人500円と大変リーズナブル。
ただし、SLが走るのはGWなど年に数回。普段は↓このようなディーゼル機関車で運行している。これもなかなか面白いんだけどね。
昔はこんな軽便鉄道が森林鉄道として日本中走ってたらしいですよ。鉄道ファンにとってはこれだけでも見る価値あり。1日中滞在して撮影したいが、ニョーボも、ぐりモカもいるのでそれは叶わない。
SL乗って、ソフトクリーム食べて、ドッグランでぐりモカを遊ばせて、昼飯食ったら、混まないうちに帰りますw。
帰りは、成田空港近くの「さくらの山公園」に立ち寄って飛行機を眺める。間違って「さくらの丘公園」に行ってしまった事は内緒だw。
飛来する飛行機は737、767、777、787ばかりだが、たまにA-330とかA-380とかみれる…はず(タイムテーブル確認してないからw)。今回はMD−11を見れたぞ。
さらに京成の線路も跨いでおりスカイライナーも拝める(はず)。
さて「成田ゆめ牧場」だが、一般の家族連れにもオススメだ。この他にもヤギや羊と戯れたり、うさぎやモルモットと触れ合うことができる(犬連れだとこれらの施設には入れない)。定番の乳搾りもある。GW中は行列必至だが。
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