呪われた心霊動画XXX14(ネタバレあり)

レビュー
呪われた心霊動画 XXX(トリプルエックス)14
『Not Found』×『ほんとにあった!呪いのビデオ』!ふたつの人気シリーズのスタッフが結集した、ガチで怖い心霊ドキュメンタリー!!

はじめに

「呪われた心霊動画XXX14」のレビューです。各エピソードの繋がりがますます顕著になってきました。そしてその元凶は北陸地方にあるようです。

83 鏡文字(怖くはない)

概要

2018年3月のテロップで投稿映像の冒頭部からエピソードは始まる。

大学の春休みに北陸地方に一人旅としゃれこむ投稿者。好きな神社仏閣巡りの中で、人魚の肉を食し、不老不死を手に入れて全国各地を行脚したという、八尾比丘尼(やおびくに)が入定したという伝説の洞窟を訪れる。

洞窟内の石碑を撮影していると、その影から若い女性が顔覗かせ、こちらに視線を向ける。

これ以来、投稿者の彼女が鬱っぽくなったり、両親が病気で倒れたりと不幸が続いた。また、知らない間にノートやチラシの裏などにいたずら書きともつかない、謎の文章が殴り書きされているようなことがあったそうである。その字の筆跡は投稿者本人のものに非常に似ているらしく、奇妙なことに鏡に映したように左右反転しているという。投稿者にはこのようなものを記した記憶はなかった。

感想

ここは福井県小浜市の空印寺ですね。ここらでは「はっぴゃくびくに」と呼ぶようです。というか、また北陸ですね。この洞窟、現在では新型コロナ対策なのか、不届き者が多かったからなのか、入れないようになっているようです。

映像自体は地味というか石碑の後ろに普通の人がいるようにしか見えないです。この顔は「死人合わせ」の女なんでしょうかね。目を見開いちゃってるのでよくわかりません(キンタさんかと思ったw)。でも投稿者が謎の文章を書きなぐったというのは面白いですね。それが鏡文字になっているのも異世界感が出て良いです。鏡文字→左右反転から、前巻の「0時」を思い起こさせます。

さて、この鏡文字ですが、なんと書いてあるのでしょうか。左右反転して確認してみました。赤字は解読不能だった箇所です。

不老不死とは死を超へた存在でありすなわち肉体といふちっぽけでひわいな物体をぬぎ捨て現世からの脱却をとげ人ならざる存在へと変わることであり今まさに私をしばりつけるこの醜い肉体をるなしね

あの新興宗教の教義と関連ありそうですね。

2022年9月11日追記
りんさんが解読してくれました。コメント欄をご覧ください。下のようになります。

不老不死とは死を超へた存在でありすなわち肉体といふちっぽけでひわいな物体をぬぎ捨て現世からの脱却をとげ人ならざる存在へと変わることであり今まさに私をしばりつけ苦しめるこの醜い肉体をはるか

84 スピーカーフォン(少し怖い)

概要

2018年7月 、投稿者の女性、佐藤さんは友人2人らとネットで調べた心霊スポットの橋に肝試しに行く。ここは自殺した女の霊が出るという噂があるという。

現地に到着した3人はじゃんけんで負けた順に1人ずつ、橋の端まで行って帰ってくる間、スマートフォンをスピーカーフォンにして実況してもらうという趣向を思いつく。初めに負けてしまった佐藤さんが橋の向こうへと、とぼとぼ歩いていく。懐中電灯は各自持っているが、その光は橋の奥まではとても届かない。暗闇に消えてしまう佐藤さんを友人の一人が見送り、スピーカーフォンからの佐藤さんの声で、どうやら橋の向こう側に到達したことが分かった。

だが、しばらくして佐藤さんの口から「のんちゃん、なんで(ここに)いるの?」という発せられた。彼女はこんな山中で誰かに出くわしたというのだろうか。間もなく彼女の鋭い悲鳴がスマートフォンから響き渡る。それは何か恐ろしいものに遭遇し、逃げ回っているようでもあった。

佐藤さんのもとに駆け付けるのか、それともここに残って彼女を待つか、友人2人が逡巡しているとき、自分たちが停めてある車の方から、何と佐藤さんが落ち着いた様子で姿を現した。橋の向こうに姿を消した筈なのに、その反対側から姿を現すとは奇妙である。そして、更におかしなことに、スピーカーフォンからは、佐藤さんが悲鳴を上げて逃げ回っているような声はまだ聞こえているのである。あまりのことに友人2人が軽くパニくっていると、不意に電話が切れてしまう。突然襲ってきた静寂に恐怖を覚えた3人は車まで逃げ帰ることになった。

佐藤さんによれば、橋の途中で電話にノイズが走り、切れてしまったという。その後何度掛けなおしても繋がらないので、元来た道を引き返すが誰もいない。車にもいない。再度橋の入り口に戻ると2人がいたという。また、スピーカーフォンで聞こえた、「のんちゃん、なんでいるの?」というセリフや悲鳴を上げて逃げ惑う声も彼女自身には記憶にないという話であった。

そして「のんちゃん」とは、この肝試しの場所を選択した人物で、当日は体調不良で来れなかった友人のニックネームであった。彼女はなんと前巻のエピソード「上階の住人」にも登場した、投稿者の彼女、宮沢さんであった。彼女は森の中を歩いており、白い光が見えたので走って近づくと泣き叫ぶ悲鳴が聞こえ、目が覚めるという不可解な夢を見るようになっていた。これは、佐藤さんの悲鳴を上げて逃げ惑うといった、スピーカーフォンの声と符合している点がある。

まだ話に続きがある。車に戻った3人だが、佐藤さんはデジタルカメラが無くなっていることに気が付く。確かに投稿映像冒頭では、佐藤さんが首からぶら下げたカメラが確認できる。借り物なので放っておくわけにもいかず、友人2人に頼み込んで橋の奥まで探しに戻ると、カメラは電柱の足掛けボルトに掛けられていた。カメラは何故か録画モードになっており、その映像には取りに戻ってきた佐藤さん達の映像が記録されていた。繰り返しリピートされる、早回しのような奇妙な音声も聞こえる。彼女らがカメラを回収するシーンで佐藤さんのすぐ左には不気味な女の顔が一瞬映り込み、映像はバグって止まってしまう。バグったはずなのに鋭い悲鳴と共に、女の目玉は徐々に大きくなって映像は終わる。

そもそもこの場所に来ようと決めたのは、今回来れなかった宮沢さんである。彼女は何の気なしにネットで調べ、この場所に決めたそうで、何か深い考えがあるわけではなかった。あの「上階の住人」エピソード内で、自分にもおかしなことが起こったと語っていたのはこの事である。何かがこの場所に彼女たちを呼び込んだのだろうか。

感想

長い(笑)。この巻は全体で60分程度ですが、6エピソードあるのにこのエピソードだけ20分近くあり、他と比べてかなり長く感じられます。そのため文章も結構長くなってしまいました。お疲れ様です。

内容は橋での肝試し、デジカメに写る映像、宮沢さんの証言と3段構えになっており、かなりボリュームがありました。

まず最初の肝試し、佐藤さんが異世界に足を踏み入れたのか、はたまた友人の2人が異世界に取り残されたのか、いずれにしろ前巻の現象に類似する事象でしょうね。スピーカーフォンからは恐れおののく悲鳴が聞こえるのに、「みんなどこ行ってたのよ~」とか言って同じ声の持ち主の筈の佐藤さんが、反対側から来るギャップが怖くて面白かったです。

電柱にかかってたカメラの映像に写り込んだ顔はありがちですが、終始早回しの謎の音声が繰り返しリピートされるのが怖い。この音声、早すぎて何言ってるのかわからないのがちょっと残念(超スロー再生する環境が無いので)です。ありがちとは言ったものの、フリーズした画面の目が大きくなっていくのは、「ほん呪50」の超絶怖い「呪われたホーム・ムービー」を思い出してしまって、ちょっと心がざわざわしてしまいました。

85 名前(怖くない)

概要

2018年2月、投稿者の男性、田沢さんはネットで自分の名前の検索してみたところ、動画サイトに自分の名前の動画があった。タイトルは投稿者の名前。映像を見てみると、自分の住んでいるいる部屋で、写っている人物も紛れもなく投稿者本人であった。盗撮を疑って部屋を調べるが何も怪しいことはない。

映像では投稿者が奇声を上げたり、服を脱いだり異常な行動をしているが、身に覚えがない。彼が、床にしゃがみこんだ背中にぱっくりと穴が開く。それは明らかに人の目であった。

動画は削除依頼を出し、部屋は早々に引き払ったそうだ。

感想

箸休めみたいなエピソードですね。これだけ他のエピソードと何の関係もなさそうですが、なんで入れたんでしょうか。確かに目玉が背中にありますが…うん…合成っぽい。それよりも、自室の映像がネットに出回っているというのが、このエピソードの怖いところなのでしょう。

僕は何もなかったですけど、ネットで自分の名前を検索するのはちょっと勇気がいりますね。

2021年9月13日追記
評価が「少し怖い」になっていましたが、「怖くない」に訂正しました。

2022年2月20日追記
このエピソードだけ、他と関連なさそうだと思ったのですが、投稿者の名前が「田沢」です。

2022年6月5日追記
ツカハラさんより、前巻「上階の住人」の正体はこの田沢さんではないかとの考察をいただきました。インタビューを受けているのがおそらく2018年5月(3か月前と田沢さんは言っていること、服装から真冬に見えない)なので現象は2月。「上階の住人」では映像に5月とテロップが表示されているものの、「上の住人は半年もたたずに部屋を出たようだ」と言う発言から、現象自体は3か月ほど前で2月、と考えると時期が一致する。また、田沢さんは床に顔をこすり付けていた。だから下の階の天井に…。いかがでしょうか。

86 雪国(少し怖い)

概要

半年前くらい前(2018年2月)に、福井に彼女と旅行に行った友人の男性、田沢さんから、動画が送られてくる。旅館の様子を撮影したものであったが、そこにはいない筈の人影が写っているという。投稿者はその映像の一部がカットしてあることにが付き、その疑問を投げかけると、「見ないほうがいい」と言われ、田沢さんがその部分を意図的に編集してあることが分かった。

その田沢さん達は最近の自動車事故でこの世を去っているという。彼らが車が向かっていたのは北陸方面であった。

ここで映像が紹介される。ほかに客が誰もいない寒々しい廊下をカップルが歩いている。廊下の窓からは積雪が見受けられ、ここが雪国であることが実感できる。廊下の窓ガラスに一瞬和服の女性が写り込むが、周りには誰もいない。廊下を曲がった先の突き当り付近で、やはり和服姿の女性がこちらを振り向きかけている。

2人が部屋で夕食をとるシーンに切り替わるが、その1シーンが明らかにカットされている。彼らは部屋を見回しており、何かの気配を感じている様子である。

投稿者はこの後おかしな夢を見るようになった。高速道路を走る車に田沢さん、その恋人と乗っている。気が付くと見知らぬ山の中にいて、彼らと車を降りる。見知らぬ人々が集まってくるが、その中に自分そっくりの人物がいた。そしてその人物はここまで来た車に乗って去ってしまう。ここで何か嫌な気持ちに苛まれ、目が覚めるというものであった。投稿者は何か意味があるのではないかと感じているが、その意味には何も心当たりがないようであった。

感想

やっぱり北陸です。

この旅館、観光を目的とした温泉旅館にしてはなんか閑散として寂しい感じがしますね。廊下とかもうちょっと照明やインテリアなんかに気を使ってほしいと思います。掃除は行き届いており、きれいで清潔そうなんですけど…。でも、このエピソードでは、そんな感じが雰囲気づくりに一役買っている気がします。

部屋食のシーンも食べ終わった後なので、なんだか空虚な感じがするというか、抜け殻感というか、やっぱりなーんか寂しいんですよね。普通は食べる前の豪華な料理をドーンと見せくれなきゃ、と思うのですけれども、ひょっとしたらこれも狙って映像を作っているのでは、と感じさせるくらい全般的に寒々しい雰囲気がとてもよく出ています。

写り込んだ幽霊はただの女の人で、怖くはありません。でも、和服と言うことで、あの教祖の女性ではないかと思わせます。ガラス窓に写った着物が左前(ガラスに写っているので右前)ではないかと、目を凝らしましたが、はっきりとはわかりませんでした。

2021年2月20日追記
投稿者に映像を送った友人の苗字が「田沢」で、何の関連も無いと思われたエピソード「名前」の投稿者と同じ苗字であることが判明しました。「田沢」という微妙に珍しい苗字を仮名で一致させることはないと思われるので、おそらく同一人物なのでしょう。コメント欄で「fd」さんに教えていただきました。ただ2月に彼女と北陸旅行に行った際のおかしな映像に関して、インタビューで何も語っていないことに疑問が残りますが。

私、うっかりして投稿者に映像を送ったのは彼女さんの方だと勘違いしていました。インタビューで投稿者は「○○君」「彼女さんと北陸に…」ってはっきり言ってましたね。レビュー本文もそれに伴い修正してあります。

87 空白の時間(少し怖い)

概要

この場所は「スピーカーフォン」と同一の場所で撮影されたとのテロップでエピソードは開始する。

2018年6月、投稿者濱口さんは、友人の宇田川さんと共に心霊スポットとして噂の橋に来ていた。彼らはYoutubeなどの動画投稿サイトに心霊スポットへのレポートをアップすることを趣味にしていた。

濱口さんのメインカメラと宇田川さんのサブカメラでこの赤いトラス橋の周辺を撮影していたが、後日この映像を突き合わせてみると同時に撮影したにもかかわらず、尺が合わない。橋の先の林道で宇田川さんの映像におかしなものが入り込んでいたからであった。撮影時には何もなかったそうである。

ここでそれぞれのカメラの映像が紹介される。橋を抜け宇田川さんが林道のカーブミラーを写したとき、ノイズが走り、小さな黒い祠とその脇に立つ7人の人影が写り込んでいた。それぞれの人影の顔は、黒く塗りつぶされているように見える。

感想

宇田川さんの声が男性にしては高く、インタビューに登場するまで女性かと思ってしまいました。

それはともかく、道端に現れる7人の姿はなかなか不気味です。下の方に小さな祠があるのですが、人影のインパクトが強すぎて目立ちません。この7人の中に「歩く自殺者」女子高生がいますね。ひょっとしたら、今までのエピソードで亡くなったり、行方不明になった人たちがいるのかもしれませんが、ちょっとそこまではわかりませんでした。

2022年6月26日追記
tasojisoさんより、この7人の特定情報をいただきました。
左から順に

  • 占い師の予言 投稿者の彼女 赤いシャツ 髪ロング
  • 0チャンネルの幻想 投稿者 長袖白Tシャツ 髪ちょい長め(インタビュー時)
  • 不明
  • 無限リツイート 投稿者 黒Tシャツ 髪短め
  • 死人合わせ 投稿者 白いシャツ 髪ちょい長め(投稿映像時)
  • 不明
  • 歩く自殺者 女子高生 制服腕まくり リュック
なるほど、特徴が一致していいると思います。「0チャンネルの幻想」と「死人合わせ」は微妙である、とのことでしたが、私は似ていると思います。「不明」部分はtasojisoさんにもわからなかったそうですが、皆様いかがでしょうか?
tasojisoさん情報ありがとうございます。

不気味な雰囲気はよく出ていますが、流石にここまでくると、とてもガチとは思えません。ですが、あまりにも作りすぎて白けてしまう程ではなく、微妙に怖さを残すところが「XXX」の真骨頂で、良かったと思います。

2022年7月24日追記
この舞台になった橋は千葉県君津市にある大鹿倉大橋であることが判りました。コメントでfdさんがこの地を聖地巡礼された方のツイートを発見し、そのツイートの電柱の「君津市」の表記から推測していただきました。ここは幅員4mの林道(大鹿倉線)で、Googleカーが入っていないところですが、Youtubeで走破した方の動画はいくつか上がっています。見て見ると間違いありませんね。

にしてもこんなところ夜中に訪れるのはチャレンジャーすぎます。

橋に辿り着くとこから
こちらは反対側から、カーブミラーからです

88 無限リツイート(少し怖い)

概要

2018年8月とのテロップで映像は始まる。

とある男性から不可解なメッセージと共に1本の動画が送られてくる。このビデオメッセージは左側4割近くが真っ黒くマスクされているような感じで見切れているが、原因は不明である。直接会うことはできないので、経緯をこのビデオメッセージで伝えるということであった。

メッセージによると、投稿者はTwitterで奇妙なリツイートをTLに発見する。このツイートは文字化けしていたが、その引用元も文字化けしていた。興味本位で引用元を延々と探し続けた彼は、ついに元ツイートを発見したそうだ。そのツイートには動画が添付されていて、それが今回の投稿映像と言うことであった。

彼によれば、そのツイートも文字化けしていたが、何らかの方法で解読したところ、驚くべきことが書かれていたということであった。「これを見ると呪われる」と書かれていたと、テンション高めに語る彼であったが、その発言の直後ビデオメッセージはフリーズし、彼の向かって右肩に真っ白い手のようなものが写り込む。すぐにフリーズは止み、手は滑るように彼の背後に姿を消した。彼がビデオのスイッチを切る為に立ち上がると、背後の本棚には「こいつの話は信じるな」というメモが貼ってあった。

スタッフの調査では該当するようなツイートは発見することができなかった。

ここで問題の映像が以下の警告テロップ(改行等修正)と10秒のカウントダウンとともに紹介される。

これより問題の映像をお見せします。何らかの霊障を引き起こす危険性もあるため、くれぐれも自己責任でご鑑賞ください。

「雪国」の映像に登場したカップルが、あの旅館の部屋で夕食を取っているシーンから始まる。ノイズが走り、道端の小さな祠や百合の花のシーンを挟み、「死人合わせ」の写真の女がこちらを見つめている。その姿勢は、写真のように微動だにしないが、顔の皴がだんだん深くなったかと思うと、次第に腐敗したように崩れ出してしまう。旅館のシーンが断続的に挟み込まれ、投稿者の友人がカットしてしまった箇所であることが想像できる。女の頬は崩れ落ち、頭蓋骨の一部が見えたところで映像は終わる。

感想

文字化けしたツイートをリツイートしたら、そりゃ文字化けしたまんまでしょうよ(笑)。

背後の本棚に「こいつの話は信じるな」というメモが貼ってあったのが面白いですけど、当然ながら「洋子の話は信じるな」メモを思い出さざるを得ません。

まあ、エピソード内ではおそらくこの投稿者が正気の時に貼ったメモで、映像に写っている彼は、何者かに憑りつかれた状態でこの呪いを拡散しようとしている…という感じなんでしょうけどね。

投稿映像はそんなにグロくはないので安心してください(当社比w)。ただあんまり気持ちのいいものでもありませんので、耐性の無い方はご注意を。

感想まとめ

この巻からは「GYAO」で無料配信されていません。「AmazonPrime」で有料の配信はありますけど、1巻数百円取られてしまい、「TUTAYA DISUCUS」を契約している身からするとコスパが悪すぎるので、またDVDを借りてみることになります。でも配信は便利だったなあ。

北陸地方と八尾比丘尼伝説、あの教祖様、左右反転した別の世界、連れていかれた人々などの関連性が強固になってきましたね。「XXX」の第1シーズンの終わりも近づいてきましたので、どのような結末を迎えるのか今から楽しみになってきました。

今回も投稿映像の冒頭に年月テロップが入っていましたね。時系列でまとめてみました(米印は前巻のエピソードです)。

2018年2月 名前
2018年2月 雪国
2018年3月 鏡文字
2018年4月 歩く自殺者※
2018年4月 0時※
2018年5月 尋ね人※
2018年5月 上階の住人※
2018年6月 占い師の予言※
2018年6月 空白の時間
2018年7月 スピーカーフォン
2018年8月 無限リツイート
2018年8月 死人合わせ※

2018年2月に始まり、連続して続いていること以外はちょっと意味は解りませんけどね。

コメント

  1. みっつ より:

    トップ画像が最初のエピソードと絡めた凝(り過ぎ?)た趣向ですね(笑)
    エピソードの内容をよく読まないと100%「ミスしてやがるw」と受け取られてしまうので、思い切った演出です。

    GYAOの配信外となるこれ以降の巻は自分の視聴圏外となりますので、レビューだけで楽しませていただきます。

    • ケンケン より:

      XXXの詳しいレビューをしているサイトはここしかないので有り難いです。最近はXXXしか見ていないのですが久しぶりにエンタメーテレでほん呪73を見たのですが、おくりものの寒川が襲われた家がNot Found38に出てきた家で萎えました。

      • itton より:

        >おくりものの寒川が襲われた家がNot Found38に出てきた家で萎えました。

        ハウススタジオ……

        数が限られていますから、ある程度仕方がないんですけどね。

    • itton より:

      みっつさん、ご理解いただいてありがとうございます(笑)。

      GYAOは定額料金を払ってもいいので続巻も配信してくれないですかねぇ。新事実が判明した時、配信はホント便利です。
      別の配信もそうですが、とにかくシリーズ全部そろっていないのが難点です。

      • みっつ より:

        本日、GYAOのサービスが3月末日までで終了することがYahooから発表されました。
        心霊ものの新作の配信はありませんでしたが、なくなってしまうのは残念です…
        旧作の確認は3月までにお済ませください。

  2. ハコ より:

    「名前」はこのブログ読むまで忘れてたくらい存在感薄いエピソードですね
    繋がりはおそらくなく内容もうっすいという
    空白の時間の幽霊?に歩く自殺者の女子高生が入ってるの今知りました!
    そもそも歩く自殺者が実は繋がっているのも前巻のここのレビューで知りましたが…
    時系列表記は特に意味がないか自分が気づいてないだけかもしれませんが今回の無限リツイートで体が腐敗してるような動画だったので新たな体を求めておそらく時系列最後の死人合わせの投稿者の体をとりに行ったのかなと妄想してます。それ以外は着物女性に何かしら関連しただけでしょうかね

    • itton より:

      ハコさん今晩は

      やはり「名前」は何の関連性も見当たりませんよね。尺稼ぎでしょうか。

      >歩く自殺者の女子高生が入ってるの今知りました!

      あれだけは「女子高生」という記号で分かるんですよね。他の人々もひょっとしたら、と思っていますけど、さすがにちょっとわかりませんでした。顔塗りつぶしちゃってるし。

      >新たな体を求めておそらく時系列最後の死人合わせの投稿者の体を…

      なるほど!

      肉体を脱ぎ捨て……とか言ってるのに、やっぱ肉体必要なんですかね。勝手な教祖様ですね(笑)。でも納得できる解釈だと思います。

    • itton より:

      fdさんからののコメントで、「名前」の投稿者、「田沢」さんと「雪国」の映像の彼氏と苗字が一致することが分かりました。

  3. fd より:

    実は「名前」と「雪国」に何かしら関係があることに気づきました。「名前」の投稿者の名字は田沢さん。そして、雪国の映像にて友人である彼氏の名字も田沢さん。

    • fd より:

      田沢という苗字自体珍しいので、おそらく同一人物とみて間違いないかと

      • fd より:

        しかも時系列的に名前の後に雪国が入っており、流れも自然な感じになっています

        • itton より:

          fdさん

          まとめて返信いたします。
          ナイスな発見です。

          あまり印象に残らなかったエピソードの固有名詞は忘れてしまうという盲点でした。
          おそらく同一人物なのでしょう。おっしゃる通り「田沢」は苗字としては偶然とは言いきれませんから。

          ただ2月に彼女と北陸旅行に行った際のおかしな映像に関して、インタビューで何も語っていないのがちょっと疑問ですね。

          • fd より:

            これはおそらく私の推測ですが、名前の後に雪国の旅行映像が撮られたから名前の時点ではまだ雪国の映像は存在しなかったのでは?あるいは雪国の映像が撮られた時点で田沢さんは何者かに魅せられて言えなかったとか?

          • itton より:

            うーん。でも田沢さん「名前」のインタビューで3か月前って言ってるんですよね。冒頭で2018年2月って出るのでインタビュー時は5月だと思うんですよ。

            >雪国の映像が撮られた時点で田沢さんは何者かに魅せられて…

            おそらくこっちなんでしょう。

  4. しゅん より:

    「無限リツイート」の投稿者って「ゼロチャンネル」の投稿者の隣いた人の名前と苗字同じですね!
    ひょっとしてゼロチャンネルの椅子の数が犠牲者数だったり?

    • itton より:

      しゅんさんこんにちは。

      >「ゼロチャンネル」の投稿者の隣いた人の名前と苗字同じですね!

      そうなんですよ。「XXX11」のコメントでfd さんからも指摘していただいていました。さらに反対側の隣は「戸田」さんで、「形代」の投稿者の苗字なんですよね。

      >ひょっとしてゼロチャンネルの椅子の数が犠牲者数だったり?

      これはあり得ます。さすがに数えていませんが、「ゼロチャンネル」の投稿者は「女子高生もいた」って言ってるので、これは「XXX13」の「歩く自殺者」の女子高生とも考えられますね。

  5. fd より:

    何度もすみません。あれから僕なりに考えたんですが、田沢さんがインタビューを行ったのが「2018年2月」でその3ヶ月前の「2017年11月」に「名前」の映像が投稿されたかと。そしてインタビューを行ってすぐ「雪国」の映像が撮られ、友人の女性にインタビューが行われたかと。苦し紛れの考察ですがこういう見方もあります。まあ主様の方が一理あると思いますけどね(笑)

    • itton より:

      fdさんこんにちは。

      >田沢さんがインタビューを行ったのが「2018年2月」で…

      残念ながら田沢さんの服装が2月とは思えないんですよね。
      やはり謎です。

  6. tasojiso より:

    アマゾンプライムの無料期間が終わりそうなのでまた見直していたところ
    「空白の時間」の顔潰れ衆のメンバーが何人かそれっぽいのがわかったため記載します
    ※ちなみにアマプラでは現状旧XXXの1~16が無料です。

    左から順に
    81 占い師の予言 投稿者の彼女
    65 0チャンネルの幻想 投稿者(微妙)
    ?
    88 無限リツイート 投稿者
    82 死人合わせ 投稿者(微妙)
    ?
    77 歩く自殺者 女子高生
    では無いかと思いますがどうでしょうか

    右から2番めの男性なんかは服装、髪型ともに特徴的ですが
    全く対象が見つからなかったため
    全員が作中の登場人物ではない可能性は高いです。
    関連性があるとしたらやはり新興宗教の着物の女性でしょうかね

    • itton より:

      tasojisoさんこんばんわ
      早速確認してみました。

      占い師の予言 投稿者の彼女 赤いシャツ 髪ロング
      0チャンネルの幻想 投稿者 長袖白Tシャツ 髪ちょい長め(インタビュー時)
      不明
      無限リツイート 投稿者 黒Tシャツ 髪短め
      死人合わせ 投稿者 白いシャツ 髪ちょい長め(投稿映像時)
      不明
      歩く自殺者 女子高生 制服腕まくり リュック

      なるほど、特徴が一致していますね。
      ここまで見つけたのはすごいです。

      他の2人は僕にもわかりませんでした。おっしゃる通り、右から2番めの男性は特徴的なんですけどね。

      とにかく情報ありがとうございます!

  7. fd より:

    今回舞台となった心霊スポットの橋ですが、これは君津市にある大鹿倉大橋だと思います。モザイクかかってますけど漢字5文字ですし、実際に聖地巡礼した方のツイートでデジカメがぶら下がっていた電柱も撮影してましたがそこに君津市って記してあったからです。

    • itton より:

      おお!ついに判明しましたか。
      実際に聖地巡礼した方のツイートも発見しました。完全に一致していますね。
      まさか千葉県だったとは。

      ここはGoogleカーも入っていないのでツイート主もよく見つけたなあ。地元の人なのかしら。
      情報ありがとうございます!

    • itton より:

      fdさん
      この地を走破した映像がyoutubeにアップされていました。
      レビューに追加してあります。

  8. fd より:

    ちなみにスピーカフォンにて電柱の足場ボルトに引っかかっている時に聞こえる音声は「くにこ」と言っているように聞こえます。

    • itton より:

      まじ?
      怖いので明日聞きます(笑)。

    • itton より:

      うーんそう聞こえませんね。
      何と言っているか全然わからないんですけど「ボケッななみ」と繰り返しているように聞こえます。
      逆回転すれば何か意味のある言葉になっていますかね。
      ソフト無いのでわからないですね。

  9. りん より:

    初めてコメントさせていただきます
    「鏡文字」での解読できていない部分ですが

    「今まさに私をしばりつけ苦しめるこの醜い肉体をはるか」

    という文の途中のように思います
    苦しめるがかなりオーバー気味で下に食い込んでいるのでかなり読みにくいですね

    文字の並び的には
    つけ苦
    はるかし
    という感じになっています

  10. itton より:

    りんさん、解読ありがとうございます。
    「苦」がめっちゃ縦に長かったのですね。「苦」の右下に「し」が確認できますので、

    まさに私をしばりつけ苦し
    めるこの醜い肉体をはるか

    で、間違いなさそうですね。

    情報ありがとうございます。

    • りん より:

      鏡文字を書かせた人は苦しいが縦に長くなるくらい
      肉体に縛られることが苦しいんでしょうかね~

      いやはや。突然現れてすみませんでした(;・∀・)
      XXX面白くてレビューを探して行き着いたのがこちらでして
      コメントで話し合いながら謎を解いているのなんかいいなあと思って
      私も読み取れたので思わずコメントしてしまいました!

  11. itton より:

    ありがとうございました!
    どうしても読めなかったのでスッキリしました。
    「苦」の解読はやはり柔軟な発想力だと思いますよ。

    またあのへたくそ…とまでは言い切れない、感極まった感じの殴り書きを仕込む、スタッフのセンスにも脱帽します。

    • りん より:

      こちらこそ褒めていただけて嬉しいです!笑

      自動書記もさることながら鏡文字にするのもとても面白いですよね
      反転させて検証を盛り込んできてもいいのに謎のままにしているところもよい塩梅ですよね

      また気づくことがありましたらお邪魔させていただきます~

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