概要
たまには普通の記事も書きますよ。
タイトルは、正確には「BUFFALO LUD-U3-CGHのネットワークアダプターをMacで使うには」です。需要があるかわかりませんが、備忘録も兼ねて公開します。
最近MacbookProのType-Cコネクタに適合する、BUFFALO製のUSBHUB(LUD-U3-CGH)を購入しました。このHUBはEthernetのネットワークアダプタもついています。
USBHUB部は普通に使えたのですが、ネットワークアダプタを有線LANに繋げても、うんともすんとも言わず、がっかりしてしまいました。仕様を見れば、Macに対応しているとは一言も書かれていないので当然なのですが、迂闊にも確認せずに購入してしまったのです。LAN関係に特別なドライバなんかいらない、と勝手に思い込んでいたのでちょっとショックでした。
で、メーカーからMac用ドライバを配布していないか、ネットで調べてもヒットせず、半ば諦めていたのですが、似たようなBUFFALO製のネットワークアダプターが、チップメーカーのドライバーをインストールして使用可能にしている記事をいくつか見つけたので、試してみることにしました。
これらの記事は、元々Mac対応だったネットワークアダプターが、OSをアップデートしたら認識しなくなって、チップメーカーのドライバーを入れたら認識した、というものでした。そのチップとは台湾Asix社のAX88179というもの。
Appleメニュー>このMacについて>システムレポートでUSBを調べてみたら、AX88179の記述があり、同じチップを使用しているようなので、このドライバーが使えそうです。
ドライバーダウンロード
Asix(エーシックス)のWebPageに行きます。
- メニューのSUPPORTを選択
- Files Download>Software & Tools>Drivers>USB Ethernet ICsを選択
- 「AX88179 USB3.0 to 10/100/1000M Gigabit Ethernet Controller [NOT FOR NEW DESIGN!!]」を選択
各OSバージョンの選択肢から自分のMacOSに該当するものを選択します。MavericksからCatalina、Big Sur、Montereyに対応しているようですね。Ventura用はありません。私のMacBookはMontereyなので、「Apple macOS 12 above Drivers Installer」をダウンロードしました。
2023年4月25日追記
最近OSをVentura(MacOS13)にアップデートしたのですが、Mavericks(MacOS12)用のドライバーでも動作しました。
インストール
ダウンロードしたZIPファイルを解凍すると、インストーラーとインストールガイドのPDFがありますので、PDFを開いて読めば手順が書いてあります。全部英語ですが、注意深くゆっくり読めば大体判ります。
ポイントは
- インストールの際はMacからアダプタは抜いておく
- インストールが終わったら、Macを再起動してアプリケーションフォルダにインストールされた「ASIX_USB_Device_App.app」を開く。
- このアプリケーションのウィンドウが、チビチビの場合があります(私の場合そうでした)。その場合マウスドラッグで、右下を掴んで広げてやる。
- 「Active」ボタンをクリックしてアクティブに。
- 機能拡張がブロックされるので、システム環境設定>セキュリティとプライバシーで許可してやる。
- もう一回Macを再起動する。
- アダプタを接続する
機能拡張がブロックされたのは、Macの再起動後だったかもかもしれません。何しろ1回許可したら2度と警告が出てこないので、自信がありません。あしからず。
とにかく私の場合、これで無事に使えるようになりました。私と同じように、確認しないで買って後悔しているMacユーザーの方は試してみる価値はあると思います。
参考URL
参考にした記事は以下になります。
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