心霊闇動画8(ネタバレあり)

s-yamidoga8 レビュー

はじめに

「心霊闇動画8」のレビューです。どんどんいきます。

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本ページの情報は2022年3月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

吊り橋(怖くない)

概要

吊り橋の脇から顔が覗いていた。

感想

吊り橋と言っても立派な金属製の柵があり、踏板もウッドデッキみたいに隙間なく敷き詰められている観光吊り橋なので、吊り橋特有の心細さとか危なっかしさが皆無で盛り上がりません。

踏板と柵の隙間から白黒のおっさんが顔の上半分を出しています。顔に悪意が感じられず、普通のおっさんが顔を出している感じで怖くはないです。もちろん、あんなところに人がいる筈ないのですが…。とっても自然で、さりげなく写っていますがインパクトは皆無ですね。

同じサブタイトルで「ほんとにあった!呪いのビデオ58:吊り橋」というなかなか怖いエピソードが存在するのでなおさらそう感じてしまいます。

ダンスサークル(少し怖い?)

概要

大学のダンスサークルに所属する女性2人が、無人のビルのガラス戸を鏡代わりにして練習している。撮影者はもう一人のサークルメンバー。このサークルではこの映像を記録したビデオテープが部室に置きっぱなしで代々受け継がれている。なんでも捨ててもいつの間にか戻ってきてしまうと言う話や映像に写る女性たちは旅行先で僧侶の呪いをかけられたという噂がある。

映像には驚愕の事象が記録されていた。

感想

ダンスの練習をしている女性2人がガラス戸に反射して写っています。その背後に赤い仏像みたいなものが、演劇の舞台装置みたいな機械的な動きでうにょーんと上から降りてきて着地します。カメラがそれに気が付き、実体がある方にパンしますがそこには何もない。再びガラス戸にカメラが戻ると何もいなくなっています。

なんとなく不気味で異世界感があると言えるかもしれませんが、酒が入っていたら思わず吹き出してしまうシュールな光景です。前エピソードと異なり、インパクトはありました(笑)。

切り傷(ほんのちょっとだけ怖い)

概要

歩道橋の上でだべっていたら、後ろに女がいる。女は手に刃物らしきものを握りしめ、それを振り回しながら近づいてくる様子がカメラに収められた。この時は気が付かなかったのだが、翌朝この男性の背中に無数の切り傷があったそうである。

感想

細い女が刃物(よく見えないのですが)をブンブン振り回しながら近づいてきます。ちょっとインパクトのある映像ですが、捉えた時間が短すぎるのが残念。

エレベーターの乗降口(怖い?)

概要

変質者に追われた女性がマンションのエレベーターに駆け込んでくる。映像はエレベーターホールの監視カメラだが、女性はすんでのところでエレベーターに乗り込み難を逃れる。その直後〇んぽ丸出しの男が現れるが、その男の頭の付近には黒い靄がかかっていた。

感想

〇んぽ丸出しのキモい男のインパクトが強すぎて怖いという感情は湧きません。もろちん、〇んぽにはモザイクがかけられているのでご安心ください。

メイク動画(少し怖い)

概要

若い女性がYoutubeにでも投稿しようとメイク解説動画を撮影している。背後のドアの曇りガラスに何者かの姿が見える。すると映像にノイズが発生したかと思うと、それに交じって廃墟の内部のような別の映像が一部紛れ込む。女性も気配を感じたようで同居人が帰ってきたのかと様子を見に行くが、何もない。

ベッドの脇から茶髪の女と思しき頭が出てくる。女性の背後に崩れたような顔が姿を現し、再び激しいノイズ音と共に画像が乱れ、この女性は白目をむいて仰向けに倒れ込んでしまった。この女性は後に同居人によって発見され命に別状はなかった。だがその後、彼女は引きこもりのようになってしまう。

この映像を撮影したカメラは、以前仲間と廃墟探検をした時に、その現場から拾って持ち帰ってしまったものだという。廃墟に同行した男性の一人も当時目の痛みを訴え、今は連絡が取れなくなってしまった。

感想

まあまあの怖さです。時折差し込まれる廃墟の映像が不気味さを演出していますね。でも、この手の映像に慣れてしまった身からするとこんなものか、と言う感じです。

それにしても、廃墟で拾ってきたビデオカメラなんてよく使う気になれますね。というか、カメラだけ拾っても充電器が無ければ継続しての使用は不可能だと思うのですけど、充電器もセットで落ちていたのでしょうか(笑)。

体育館(ちょっと切ない)

概要

学校の体育館でバスケの練習をする生徒たち。だがそこに1年前に死んだはずのバスケ部顧問の姿が写り込んでいた。

感想

このバスケ部の顧問の先生、片手を上げて今も指導しているように見えます。死してなお、生徒に呼びかけているのでしょうか。ちょっと切なくなります。

古着(少し怖い)

概要

タウン誌の女性編集者が、読モ行きつけの古着屋で取材。読モがある服を試着して試着室から出てくると…。

この後、このモデルは様子がおかしくなり、何か呪文のようなものを唱えていた。体調もおかしくなってしまったようで、それから一切連絡が付かなくなってしまったそうだ。

アイテムとして購入したその服は布地の裏に何か仕込まれており、そこには顔部分が切り刻まれた女性の写真があって、裏は一面に「死」と言う文字で埋め尽くされていた。

感想

試着室から出てきた読モは顔が血で濡れたように真っ赤になってしまい、ちょっとびっくりしました。カメラ担当もびっくりした様子が伺われ、臨場感がありました。縫い付けてあった写真も不気味で、シチュエーションが怖いですね。

この巻では一番怖かったかもしれません。

お見舞い(少し怖い)

概要

友人をお見舞いに病室を訪れる。入院している友人は「この病院はおかしい」「幽霊が出る」とぼそっと訴えるが、撮影している友人は意に介しない。

友人がカーテンを指差すとその後ろに人がいるようで、下からは裸足の足が2本覗いていた。何かの仕込みと思った撮影者はカーテンを引くがそこには誰もいなかった。カメラが友人に向き直るとベッドの横に人の顔があった。

この友人とは大学卒業後疎遠になってしまったが、その後精神を病み、亡くなってしまったそうだ。

感想

ベッド周りのカーテンの後ろに誰かいる!ってシーンはちょっと怖かったのです。裾から見える足も良い雰囲気です。ですが、振り返ったシーンではベッドの脇におっさんの顔があるだけで、ちょっとずっこけました。

感想まとめ

前回、前々回、前前々回と同様、「隙間エピソード」が延々と続いていきます。怖さはちょっとだけ良くなったかもしれません。「切り傷」「古着」と印象に残るエピソードもあります。また良くも悪くも「ダンスサークル」が異色でしたね。

また、視聴した方は判るでしょうが、投稿者のインタビューで、その場で関係者にアポを取らせるシーンのあるエピソードが多かったですね。大抵は後で連絡しますで済ませてしまうのに。ちょっと珍しいと思いました。

次に期待します。

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