はじめに
「呪われた心霊動画XXX_NEO 12」のレビューです。今回も見どころが満載でした。レンタル開始日に視聴は済ませていたのですが、過去の「XXX_NEO」シリーズを何本か確認する必要があり、レビューがちょっと遅れてしまいました。
今回も予告映像がYouTubeにありませんでしたね。本DVDに「XXXシリーズ」の予告が収録されていましたが、それは「NEO_9」と「NEO_10」のものだけでした。もう予告編作らないのかな。
56 新聞人形(少し怖い)
概要
新聞紙で作った四つん這いの人形(?)が、街中のそこかしこに置かれるようになったが、だれが何の目的で置いているのかは全くの不明であった。学校でも話題になっていたため、投稿者とその友人の女子高生2人組が部活帰りにちょっとした調査を行う。
結果、これらはある一点を囲んだ円状に点在していたことが分かった。それが何を意味するのか皆目不明だが、日も落ちてきたので2人は調査を切り上げることに。だが帰り際、電柱の脇に例の新聞人形が置かれていることに気が付いた。さっき通った時には何もなかったので、直近でここに人形を置いた者がいるということになるではないか。
すると友人がある一点を見つめている。その方向にカメラを向けると、男が背を向けて立ちすくんでいた。後ろから声がするので思わずカメラを後ろに向けると、今度はその男と思しき人影がこちらを向いて立っている。男の顔は顔の中に顔があり、またその顔の中にも顔があるような、まるで合わせ鏡のような異質なものであった。思わず仰け反り倒れ込んでしまう投稿者。いつの間にか男の姿は消えてしまったが、友人は相変わらず一転を見つめ呆けたままで、ここで映像は終わってしまう。
後に友人は正気に戻ったようだが、そこで見たものについては何も語ってくれなかった。
投稿者はこの四つん這いの新聞人形にしっぽが付いていたので、猫のようだと感じていたが、友人はこれはしっぽではなく、もう一つの足ではないかと語っていたそうだ。また、人形が置かれていた円の中心には、近所でも有名な心霊スポットである診療所跡の廃墟があったとのこと。現在は更地になってしまっているそうである。
感想
つかみのようなエピソードで怖くはありませんが、ちょっとした伏線が貼られていることが、後のエピソードで明らかになります。それでも夕暮れの情景が異様な怪異にマッチしていて、そこはかとない不気味な雰囲気づくりに貢献しています。
投稿者の友人が手書きの地図を描いて、この新聞人形が円状に分布していることを発見しますが、どんな配置なのか不明なのに、ノート1ページに丁度いい感じで収まるような地図が出来上がっているのに違和感を覚えましたが、これを指摘するのは野暮ですかね。
57 霊拓(怖い)
概要
アパートに越してきた投稿者は部屋の壁にポスターを貼ったが、翌朝人型の黒いシミが付いていることに気が付いた。別のポスターに貼り替えても一晩経過するとまたシミが付いている。そこで白い模造紙を貼り、その様子を撮影する定点カメラを設置したのが今回の映像である。映像では激しい衝撃音とともに、一瞬で浮かび上がるシミの様子が記録されている。そして投稿者は寝言で「出れない」「痛い」と呟いていた。
奇妙な現象ではあるが、壁に何も貼らなければこれといったことも起こらない。だが後に大家との関係が悪化し、彼は引っ越すことになった。大家が「動物を飼っているだろう」としつこく言いがかりをつけてきたからだが、投稿者はペットなど飼ってはいない。
尚、模造紙に着いたシミを分析してもらったところ、これは表面に付着したものではなく、「裏面からの圧力」によるもので、裏面から何かが浸透したものだという話。このシミは壁の中から現れたものだというのか。
感想
これは意外と怖い。「バン!」と言う衝撃音にもびっくりしますが、人型のシミの変な模様(インクを染み込ませて絞った雑巾を当てたようなw)がとてつもなく気持ち悪いです。人型のポーズも片手を広げてなんかこちらに猛スピードで迫ってくるような感じがして不気味でした。
大家さんとトラブらなくとも、すぐに引っ越したくなりますね。怖くて好きなエピソードです。
58 猫(少し怖い)
概要
投稿者の男性、仁科さんは以前住んでいたアパートで亡くなった松本さんの話をする。松本さんは5〜60歳くらいの男性だが室内で病死したという。部屋の中には新聞紙で作った人形のようなものが散乱し、小動物が暴れたような跡があったそうだ。また、亡くなる直前には、猫がうるさいと投稿者に苦情を入れたこともあった。このアパートで猫の声など聞いたこともなかった投稿者は、彼の精神がおかしくなってしまったと感じていたそうだ。
この話をするのは、投稿映像が猫に関するものである事、またちょうどこの時期に松本さんが亡くなっているので、何か関係あるのかもと思ったそうだ。
映像は投稿者が公園で猫を見つけ、可愛くて追いかけたところ、その猫が倉庫裏に入り込んだところから始まる。彼が猫に「ネコちゃ~ん」とか語りかけると、まるで集会をしているような無数の猫の鳴き声が聞こえ始める。あまりにもたくさんの鳴き声に投稿者は困惑する。この鳴き声に混ざって「助けて」という女性の声も映像では確認できた。そしてその鳴き声が止んだと思ったのも束の間、ピンクのTシャツを着た男性がいきなり現れ、去っていった。
思わず倒れ込んでしまった投稿者が、猫の声がした倉庫脇を確認すると、そこには肉片や血の跡が地面や壁に付いていた。近所では通り魔殺人事件が頻発しており、この男が何か関係しているのではないかと疑い、警察にも報告したものの、相手にされなかったそうである。
引っ越した後、投稿者はたまたま前のアパート付近を訪れたが、このアパートは解体中だった。気になった彼が撮影した映像には、解体中の建物の奥に謎の男女が写り込んでいた。
感想
ちょっと待て、ピンクのTシャツだと?
ピンクのTシャツと言えば、「XXX_NEO8」の船山さんではないですか。「わかりやすいように痕跡を残していく」とか言ってたので、他の巻でも姿を現すかと思っていたら、全然出てこなくて肩透かしを食らっていたのに、忘れかけたころにやってくるとはまた憎いですね。ただあまりに分かり易すぎるのもなんだと思ったのか、黒いキャップは闇夜に紛れてしまっているようです。船山さんはあそこで何をしていたのでしょうか。
今回の映像に松本さんはあまり関係ないんじゃないかと思われますが、新聞人形を作っていたらしいことで関連性が見いだせます。解体中のアパートの奥にいた男性は松本さんなのでしょうか。「新聞人形」の男性になんとなく服装が似ている気がしますが、女性の存在は謎です。
59 飼育(少し怖い)
概要
投稿者の女性、恒松さんは、同じバイト先の「ふなやまたくみ」君の元気が無いので声をかけた。彼によると数か月前からペットを飼い始め、その世話で寝不足気味だという話。だがどのようなペットを飼っているのかまでは教えてもらえなかったという。恒松さんは気になり、しつこく問いただすと「口では説明できないので見に来てほしい」と言われる。ある日、彼に先導されて行きついた場所は、人気のない河川敷で、そこには黒い布に覆われた犬猫用のケージがあった。
ケージの中には何かいるらしく、ときおり中の動物が暴れたようにガンガン音を出しながら揺れている。彼によると、最初は自宅で飼っていたが、うるさくてこれ以上飼うことができなくなり、やむを得ずここに持ってきたという。黒い布はこのペットが夜行性であるからだと説明してくれたが、彼はアパート傍のゴミ捨て場に捨ててあったのを拾ってきた、とか言い出す。言いようのない不気味さを感じた恒松さんは「覗いてみなよ」と言う彼の誘いに応じる気になれなかった。「捨てたほうが良い」と言う彼女の進言に彼は「もうちょっとだから」と答えるのみであった。
1か月ほど経って「ペットが逃げたから一緒に探して欲しい」と言う「ふなやま」君からの電話が恒松さんにかかってきた。彼女は怖かったが、彼も慌てていたので、あの河川敷に様子を見に行くことにする。河川敷のケージはめちゃくちゃに破壊されており、中にいた生物も姿を消していた。地面には血痕も見受けられる。そして「ふなやま」君は何処にもいない。物音がするのでそこへカメラを向けると、手足がたくさん生えているような、赤ちゃん人形がバタバタと蠢いていた。恐怖と驚きで倒れ込んでしまう彼女だが、映像が終わる瞬間、沢山の顔が合体したような人形の顔が一瞬レンズを覗き込んだ。赤ん坊の泣き声のような声も聞こえる。
気を失った恒松さんが気が付いた時には、その異形の物体はすでに消えており、その後彼とは連絡が取れなくなってしまった。心配になった彼女は「ふなやま」君の自宅アパートを訪ね、大家さんに事情を話し、部屋を調べたが彼はいない。その部屋は生活感そのままで、彼が突然消えてしまったことを物語っていたそうだ。後日スタッフがそのアパートを訪ねたが、既に取り壊されていた。
感想
ついに正式に船山さん登場。ただテロップで名前は表示されないので、「ふなやま」君とさせていただきました。映像内でもちょろっと姿を見せますが、ほんの一瞬なので「XXX_NEO8」の船山さんかどうかは、判別に自信がありません。でも声は非常に似ていますし、黒いキャップを被っていたし、おそらく間違いないでしょう。
壊されたケージと散乱する物品、食べかけの餌皿、そして血の跡。得体のしれない生き物が逃げ出した状況が恐怖を演出し、ホラー映画の一シーンのようです。そして出てきました「手足顔増殖型キューピー人形」。「XXX_NEO7」のあの奇形人形ですね。
猫みたいな声を一瞬発するので、「ペット飼っているだろう」「猫がうるさい」と言う苦情の原因は、この「奇形人形」かもしれません。つまり「霊拓」、「猫」、そして本エピソードのアパートは全て同一なのではないかと想像できます。
船山さんの目的はなんでしょうか。「もうちょっとだから」というのは意味深です。
あ、でも逃げられちゃったのか。
エピソード内で「ケージ」のことを「ゲージ」と呼び、表記していたことに違和感。「ケージ(cage)」ですよね。
60 第三の男(少し怖い)
概要
廃墟に肝試しに訪れた投稿者の男性、岡本さんとその恋人。廃墟内を探索していると、猫のような鳴き声が聞こえ始めた。その声は次第に変化し、人間の子供が泣いているような声になってしまう。岡本さんはその肝試しから帰ってきて以来、恋人の様子もおかしくなり、連絡が取れなくなってしまった。また、あの泣き声が聞こえてきて眠れない日々が続いているのだそうだ。
ここで映像が紹介される。廃墟を探索する男女2人。入り口には受付があり、かつては診療所であったとの情報が、投稿者の口からもたらされる。しばらくすると猫の泣いているのような声がするが、次第に子供のような声に変化して恐れおののく2人。だが岡本さんは興味本位に奥へ行こうと彼女を促す。いつの間にか泣き声は止み、奥の部屋に辿り着くと、そこには十字架をかたどった様な、謎のオブジェが鎮座していた。そこには何故か岡本さんの写真が貼られ、その両目には画鋲が突き刺さっていた。映像ではここで謎の女性が覗き込んでこちらを見ている。岡本さんは、これが彼女のいたずらであると直情的に思い込んだようで、彼女に向かって声を荒げるところで映像は突然終わる。
岡本さんはスタッフに除霊を依頼するが、儀式めいたオブジェに関しては心当たりがないと言い張るので、スタッフは彼にこのインタビュー直前に留守番電話に入っていた音声を聞かせた。そこには「岡本は平気で人を傷つける嘘つきなので信用するな」「僕が方を付ける」という男性の音声が入っていた。これを聞かされた岡本さんは「そんなはずない」と言ったかと思うと「お前らグルだろ」と突然激高し、スタッフを追い出してしまう。以後、岡本さんとは連絡が取れなくなってしまった。
スタッフは投稿映像を見て別の気になる点を発見した。それは、投稿者達が廃墟の鏡を見るシーンで、ピンク柄のTシャツを着た男性が写っていたことである。その時の岡本さんとは明らかに違う服装である。あそこにはもう一人の男性がいたのであろうか。
その後、元バイト先の同僚の女性に話を聞くことができた。彼女によれば同僚の「ふなやま」くんを虐めていたとか、取引先の「富永梨花」さんに執拗に言い寄っていたとか、あまり評判は良くなかった。なんと後日、富永さんは遺体で見つかったそうで、職場では岡本さんが殺したのではないか、と噂になる程であり、警察の事情聴取を受けていたそうであるが、未だ事件は未解決である。
感想
ついに船山さんの恋人、富永さんまで登場しました(写真のみ)。彼女はおそらく岡本さんに殺されたということなのでしょう。船山さんは富永さんの復讐のため、岡本さんのバイト先に潜入したのでしょうか。富永さんがいつ失踪して、船山さんがいつバイト先に雇われたのか時系列がよくわからないので、想像しかできませんが。
岡本さんは短気で嫌な感じですが、だからと言って袖にされた女性を殺してしまう程までとは感じなかったので、富永さんを殺したというストーリーがちょっと唐突に見えてしまいました。オブジェのシーンでひょいと顔を出す女性は富永さんなのでしょうけど、メイクが凄惨すぎて認識不能です。ちょっとびっくりするタイミングでしたね。
この廃墟は「新聞人形」の円の中心にあったという診療所跡ですね。
猫の声はあの奇形人形が徘徊していたのでしょうか。あれ?でも船山さんは逃がしてしまったのではなかったのか?
61 マン・イン・ザ・メイズ(少し怖い)
概要
投稿者の女性・有村さんの祖父は霊能者であった。彼は千里眼の持ち主で念者ができたそうだが、親戚縁者にこのような能力を持つ者はいなかったそうである。祖父は有村さんが生まれる前に事故で亡くなっていた。彼女は最近実家の倉庫の整理で投稿映像が入ったビデオテープ、便箋の中に入ったメモ書き、そして丸いペンダントのようなものが入った小箱を見つける。
メモ書きには「2020年」と言う今年の日付(当時)と「XXX」制作の「アムモ98」の住所、そして「やれることはやった」とだけ記されていた。ビデオテープには「1986年10月10日 念写」という日付が記されており、これは祖父が亡くなる直前であるという。そしてペンダントのようなものはアメリカ先住民(ホピ族)に伝わる「マン・イン・ザ・メイズ」と言う絵柄で、「人生で迷っても、いつか正しい道に辿り着ける」と言う意味合いのものであった。
このペンダントは祖父が身に着けていたというわけでもないらしく、祖母や両親に聞いてもわからないそうで、ましてや会ったことも無い祖父の遺品に関して。投稿者はこれと言った心当たりも無いという。そして、ビデオの中身に関しては家で見るのも怖いので、ここに持ち込んだという話であった。
スタッフが中身を確認すると、その内容は正視できないほど凄惨なものであった。だがそれ以外に気になる点を発見する。それは映像内に写る謎の女性が「呪われた心霊動画XXX NEO08」のジャケットデザインによく似ているということ。だがデザイン会社に問い合わせても何か霊的なものが作用したわけでもなく、これと言った心当たりはないようだ。
ここで問題の映像が、以下のテロップ(改行等修正)と、カウントダウン(10秒)の後紹介される。
これより問題の映像をお見せします。一部不快と思われる箇所がございますが、くれぐれも自己責任でご鑑賞ください。
昼間であるが、あの廃墟と思しき部屋の光景。戸惑う男性の声が聞こえる。画角には誰もおらず、映像はこの男性の視点のようだ。部屋の奥にはあの儀式めいたオブジェが見える。廃墟から逃げ出そうとする彼であったが画面が暗転、「いってぇ」と言う声と共に、鏡を覗き込んだ顔は岡本さんのものであり、どうやら片目が潰されているようだ。部屋の奥には女性のシルエットが見える。岡本さんが踵を返すと、目の前に不気味な女の顔。またもや画面が暗転し、彼のさらに痛がる叫び声が響き渡る。目の前には2人の女性が姿を現し、大きく開けた口の中には目玉が二つあった。その一つが口からこぼれ落ちると同時に転がる岡本さん。咀嚼音のような不気味な音と叫び声で映像は終わる。
感想
当然、「マン・イン・ザ・メイズ」のネックレスは船山さんがしていたものです(XXX NEO8でしていたことを確認しました)。
警告映像の最後に、ベルギーワッフルみたいな模様が一瞬表示されたので、コマ送りしてみてびっくりしました。「XXX_NEO 03:イギル●タ」のあの六つ目の男性がいるではありませんか。ベルギーワッフルみたいに見えたのは画質劣化によって肌色がめちゃオレンジに見えたからでした(笑)。
さてこの六つ目の男性が、投稿者の祖父なのでしょうか。「やれること」ってなに?
霊能者であった祖父は船山さんの復讐を成就させるために時空を超えて手伝った?
それとも船山さんがあの奇形人形を逃がしてしまったために、他に害が及ぶのを防いだのでしょうか(やっぱり時空を超えて)?
あの新聞人形は祖父が置いたの?霊能者であった祖父=松本さんと言うわけでもなさそうだし(何十年前に亡くなっている)。
警告映像の目玉をくわえた女性が2人なのは、肝試しに同行していた女性も殺されれていた?
謎が謎を呼びます。
「XXX_NEO 08」のジャケットデザインをしたデザイナーが、「さして思い入れのない」発言を電話口で突っ込まれて、オロオロしているのにちょっとクスリとしました(笑)。
感想まとめ
毎度ながら各エピソード間の関連性を楽しめるようなエンタメに仕上がっていますが、今回は連続したタイトルではなく、忘れかけていた数巻前のエピソードからの繋がりであることに、かなり意表を突かれて楽しめました。特に「XXX_NEO 03」の六つ目の男性が出てきたことには驚きましたね。
この他にも僕が発見できなかった伏線が、まだ存在するのかもしれません。
次巻も期待します。
2022年2月13日追記
コメントで僕が気が付かなかった以下の繋がりが判明しました。
- 最期の映像は岡本の視点の念写だが、目玉を咥えた女が2人なのは、右目と左目の視点
口からポロっと目玉の一つがが落ちると、画面右半分がぐるぐる回り、床に落ちた視点に変わります。また、グシャっという音とともに左画面が暗転。口に残っていた左目が嚙みつぶされたのかもしれません。再びグシャっという音で右も暗転。踏みつぶされたのでしょうね。
antonescuさんに教えていただきました。 - NEO8「ガード下」の大女の服装が今回出てきた富永さんの写真の服装に似ている
ただし、柄は反転しています(ガード下:白地に模様、今回:黒地に模様)。
ハコさんに教えていただきました。 - 岡本が訪れた廃墟は前巻「彼ノ世の曲」と同じ廃墟
「お前のチョイス、マジで完璧よ」と言う岡本のセリフの直後、立てかけてある襖の柄で確認できます。岡本が踵を返した先にいる女と赤い服装も、「彼ノ世の曲」の女と似ている。
コマさんに教えていただきました。
この他、「やれることはやった」は、祖父の言葉ではなく船山の言葉を念写したのでは(ハコさん)。留守電を聞いて岡本のセリフ「そんなわけない」は船山さんも殺したのか(コマさん)。「マン・イン・ザ・メイズ」は直訳すると迷路(の中)の男、あっちの世界で彷徨い続ける岡本を皮肉っているタイトル(fdさん2022年7月追記)など、興味深い解釈が多数ありました。コメント欄をご覧ください。
コメント
投稿お疲れ様です。ご家庭の事情で大変だったそうで、そちらの方もおつかれさまでした。
最後の女性が二人に見えるのって、岡本の右目と左目の視点がそれぞれ映ってるってことですかね?
左目を取られたらしきところで画面が半分暗くなりましたし、女が目を嚙み潰した瞬間にもまた半分画面が暗くなって、床に落ちたらしき眼の視界だけになりましたし。
岡本は確かに殺人はしなさそうだけど、袖にされてキレていろいろな意味で暴行するくらいは普通にしそうな感じに描かれてますよね。それで自殺に追い込んだって考察もできそう。
あと、これはたぶん↑のイメージに基づいた自分の思い込みだと思うんですけど、NEO7の車が揺れてるエピソードで、運転席に映る眼がつぶれてる男が岡本にしか見えないんですよね。そう考えちゃうと車揺れる理由も意味深に感じるし。((+_+))
これからもお体に気をつけて頑張ってください(^O^)
antonescuさんこんばんは。
お心遣いありがとうございます。
>岡本の右目と左目の視点がそれぞれ映ってる…
なるほど!
よく見ると口から一つの目玉が転げ落ちるとともに、右の視点もぐるぐる回っていますね!
グシャ!という音ともに左半分が真っ黒になり、もう一回グシャ!となったら右半分の視点も消えます。
納得がいきました。ありがとうございます。
>運転席に映る眼がつぶれてる男が岡本にしか見えない…
う~ん、ニコ動の「アムモ98ホラー劇場」では画質が悪くてちょっとわかりにくいですね。言われてみると髪型が似ている気もしますが。
今回もとても面白かったですね
やれることはやった は祖父ではなく船山の言葉だと思いました。書いたのは祖父かもしれませんが念写したかなと。何年も前に書いたと思われるのに紙が真新しいように見えるのを突っ込むのはやぼですね
岡本はクズですが確かに殺したかどうか微妙なところですね。妄想の類になってしまいますが岡本が無理やり富永さんを連れて出かけ今回のように心霊スポットに行ってその場所が首くくりの杜であのサークルに入れたのかもしれません。これだと長瀬(船山)が言っていた彼女はここに入って死んじゃったにつながりますし最近知りましたが首くくりの杜の逃げ出すシーンよく見ると女が立っており冨永さんに似ている気がします。さらにガード下に出てきた女の霊の服装今回の写真で出てきた冨永さんと同じ奴ですね。
船山の目的は復讐ですがピンクTを着てる最中は復讐活動だとするとガード下と君と僕との間にはたまたまそこに居ただけって思ってますが首くくりの杜で知人を巻き込んだ理由 肖像写真で入手経路自体謎なタエコの写真をなぜ置いたか(結果赤の他人が呪われている)など謎がまだありますね。
蟲でどうやら船山は二人いるかのような話があったのでもしかしたら一部船山であって船山じゃない人物の行動もあるかも?復讐そのものは本人の行動でしょうけど 船山がもう一人いる理由というか呪いはテンション的にまだ明るくて彼女死んでない時期と思われる飼育の謎ペットのせいかもしれませんね
早く次見たいですねぇ
ハコさんこんばんは。
>やれることはやった は祖父ではなく船山の言葉…
そうか、そう考えると合点がいきます。念写だったのか。
>ガード下に出てきた女の霊の服装今回の写真で出てきた冨永さんと同じ奴…
それがちょっと違うんですよね。ガード下は白地に柄。今回の写真は黒地に柄なんです。でも似た感じのワンピだし、柄反転は前のXXXにもあった様な気がするので関連あるかもです。
>あのサークルに入れたのかもしれません…
これは面白い解釈ですね。「首くくりの杜」で立っていた女性も確かに富永さんに似ている感じがします。
バイロケーションの第2船山という要素もありましたね。そいつが暴走しているのか。
>早く次見たいですねぇ
ですね。
第三の男 エピソードで廃墟を探索する場面ですがXXX NEO11 最後の警告映像に出てきた廃墟と同じですよね?
あの木階段の横にある障子が前作のエピソード 彼ノ世の曲と同じだと思います。
口に目玉を入れてた女性、赤いセーターを着てたので間違いないでしょう。
岡本が言ってた「そんなわけない」と言っていたあの意味はまさか…富永さんだけじゃなく、船山さんも殺害したのでしょうか?
コマさんこんにちは。
>XXX NEO11 最後の警告映像に出てきた廃墟と同じ…
ほんとうだ!
「お前のチョイス、マジで完璧よ」と言う岡本さんのセリフの直後、立てかけてある襖の柄が全く同じですね。
>あの意味はまさか…富永さんだけじゃなく
僕もちょろっと思いました。確信が無かったのでレビューには書きませんでしたが。
とにかく情報ありがとうございました。
他に気になった事もありますがこれは確信がないので分かりません。
前作の木霊のエピソードです。公園に人の骨らしき物が埋まってましたよね?
あれは船山さんでしょうか?
あるいは岡本さんか。
さらにシンガロングでのエピソードに出てきた謎の50〜60代の男は念写が出来る男だったのでしょうか?
個人的な推測ですが船山さんが復讐したい相手が二人だと言う可能性が高い事です。
NEO8 首くくり社に出てきた木村です。
彼も岡本さんと一緒に富永さんを殺害したのかもしれません。
長瀬という偽名を使ってるくらいなので。
柄本さんは証拠を撮ってもらう役として欲しかったのかもしれません。
恐らくバイトは居酒屋だと思います。ただ岡本さんや木村さんが働いてたかどうかはわかりません。
それに新聞人形に出てきた霊と首くくり社の幽霊と似てます。
もし、船山さんが住んでた取り壊されたアパートは元々、診察所でしたよね?
そこに念写が使える祖父が使ってたのかも?
イギル●タに出てきたあの場所が診察所だとしたらです。
最後に飛躍した推測ですがNEO8 肖像写真のエピソードに船山さんが出てたのはタエコ
さんに共感した事で現れた…?
その理由は岡本と木村が富永さんをタエコさんの様に暴行していたから?
偶然で片付けて良いのかと思ってしまいます笑
コマさんこんばんは。
>木霊のエピソード…
あそこに埋まってた(?)のが誰かはわかりませんが、あの廃墟の女は赤い服を着ていましたね。このエピソードの赤いセーターに関連ありそうです。
シンガロングのおっさんは姿が見えないので何とも言えないですね。
居酒屋バイト繋がりがちょっとありそうですが、首くくりの木村は…うーんこれもなんとも。
診療所の廃墟は熟成されていて、最近まで人が住んでいたとはとても思えないので、船山さんが住んでたアパートと別の場所だと僕は思います。
でも、祖父が診療所として使っていたというのはありそうですね。
タエコさんに共感したというのもありそうですね。
本文とは全く関係ないですが、この「呪われた心霊動画XXX」の「XXX」の部分って今まで出てきた重要登場人物(ボスキャラ)を伏字にしているかもしれません。例)クニコ、マリエ、アッコ、タエコ
なるほど!
タクミ
船山さんもそうですね!
XXX_NEO 13がもうすぐ発売されますね、ittonさんのレビューが楽しみです〜
ニゲサナイさん、レビューは現在鋭意制作中です。もう少しお待ちください。
お待たせしました。
見ましたよ、ありがとうございます。
ニゲサナイ
20220605
この警告映像のマン インザ メイズ→MAN In the maze 日本語に治すと迷路の男です。要するにこのことは最後の映像にて廃墟(おそらく異界)でさまよっている岡本を示唆しているのではないでしょうか?それにしても、いつか正しい道にたどり着く意味とは程遠く異界にて永遠にさまよっている岡本にとってはすごい皮肉ですよね。
この警告映像、マン インザ メイズ→MAN In the maze 日本語に治すと迷路の男です。要するにこのことは最後の映像にて廃墟(おそらく異界)でさまよっている岡本を示唆しているのではないでしょうか?それにしても、いつか正しい道にたどり着く意味とは程遠く異界にて永遠にさまよっている岡本にとってはすごい皮肉ですよね。
なるほど!
皆さんの考察すごいですね…自分なりに気づいた、気になったとこもあるんですが
最後の投稿者は「祖父」そしてNEO3のデートの彼(つよし)が「父」
と言ってるので、イギルヅタの目くりぬき親父は念写した本人ではないと考えます。
私の解釈だと、飽くまで祖父の念写が岡本の死ぬ場面を捉えてしまっただけで
冨永梨花に力を享受したのは目くりぬき親父ではないかなと。
千里眼を持った霊能者が事故で死ぬなよというツッコミは野暮ですかね…
また、私もあの便箋が35年前のものにしては綺麗すぎて、XXXスタッフにしては
脇が甘いな…とかキリッとしていたんですが、あの便箋自体、船山が用意したのでは?
あのシルバーのネックレス、船山が着けていたものですし
ビデオラベルの「念写」と便箋の自体が全く違います。
アムモスタッフと知り合っていた船山が住所を指定したのも納得が行きます
NE08の首くくりの杜の投稿者の女性が船山(長瀬)の似顔絵を描くんですが
この絵、右目が潰れたような表現をわざわざしてるんです。
そしてNEO11の警告動画の赤いセーターの女性。明らかに梨花とは別人ですよね…
いつも時期外れで長々すいません
デザイナーへのチョケインタビューは旧10の時を思い出して
さぞ皆怒っていると思ったけど、内容が良ければOKみたいですねw
あの封筒と便箋、確かに真新しいですね。ビデオラベルの筆跡も違うし、何より当時の年配の方の文字に見えません。船山さんが用意したという考察、的を得ているかもしれません。
>右目が潰れたような表現…
ホントですね。岡本さんの片目が潰れたことに何か関連があるのでしょうか。
デザイナーへのインタビューは何故か気になりませんでしたね。なるべくスタッフ側からの発言を意識させないように作っていたし、唯一「思い入れが無いというのは……」という発言も、簡潔で口語体じゃなかったからかもしれません。
今更ではありますが「霊拓」のシミは彼の世の迷路を彷徨い続けている岡本の姿とでも言うのでしょうかね…?
(時間軸もだいぶ違うような気もしますしシミの成分は有機物が炭化したものって言うのも描写が無いですしよく分かりませんが)
なるほど。
「マン・イン・ザ・メイズ」ですからね。