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初めに
実は私はジャパニーズホラーがちょっと苦手です。怖いのが苦手なんじゃありません、ビックリするのが嫌なんですよ。「13日の金曜日」みたいなのって、怖さと言うよりはびっくりさせるのが主眼じゃないですか、あれが苦手なんです。ジャパニーズホラーなんかそれを地でいってると感じるのです。僕の弟が「呪怨」を観た時に「ビックリするぐらいビックリする」「笑っちゃうほどビックリ」とか訳わかんないこと言ってたこともあって、特に所謂「ジャパニーズホラー」は敬遠しがちでした。
因みにサスペンスやパニックを題材にした洋画は割と好きで、今まで観た好きなホラー(サスペンス等含む)としては、サイコ、ジョーズ、オーメン、キャリー、エイリアン、シャイニング、遊星からの物体X、ザ・フライ、羊たちの沈黙、ファイナル・デスティネーション、ソウ、REC/レック、セブン、グレイヴ・エンカウンターズ、ゴーストシップとか好きですね(今思いついたものだけですが…)。
こうしてみると、普通のホラーばっかりで、ビックリ要素が結構あるやつも多く、「なんで『ジャパニーズホラー』だけダメなんだよ」って感じですよね。単なる食わず嫌いなだけかもしれません。
心霊ドキュメンタリーのレビューを3年以上続けて、「ほんとにあった!呪いのビデオ」も全巻制覇した昨今、ジャパニーズホラーもいけるんじゃね、と思い始めた矢先に以下のツイートを見つけたことが、今回この「犬鳴村 恐怖回避ばーじょん」を観て見ようと思ったきっかけです。
何これかわいいんだけど(笑)。
映画 犬鳴村
では「犬鳴村」とはどんな映画でしょうか。
超ざっくりあらすじ
主人公は女医の森田さん。自分の田舎に伝わる都市伝説だと思ってた「犬鳴村」だったが、お兄ちゃんとその彼女さんが、Youtubeにでもアップしようと噂の電話ボックスに突撃したら、異世界の扉が開いたのかその村に迷い込んでしまい、いろいろ怖い目に遭って這う這うの体で逃げ出してくるけど、後に彼女さんは精神を病んで自殺してしまう。彼女の無念を晴らすため、犬鳴村の真実を知りたいがためにお兄ちゃんは単身トンネルの向こうに突撃するけど、偶然幼い弟も一緒に巻き込まれる羽目になり、2人とも行方不明。次々と明らかになる森田家の過去。関係者の連続死。そして謎の男性に導かれ、異世界の「犬鳴村」でお姉ちゃんは驚愕の真実に直面する。
ありがちと言えばありがち。王道と言えば王道のストーリーです。
監督は「はじめに」でも触れた「呪怨」の清水崇氏です。あの「呪怨」の監督と言うことで、おっかなびっくりの視聴です(恐怖回避ばーじょんなのにw)。
恐怖回避ってなによ
端的に言うと……
- びっくりシーンの前にはカウントダウンとクイズがある(笑)
- 衝撃のシーンは映像が「いらすとや」になる(笑)
- 痛いシーンや苦しむシーンはテロップや吹き出しによるボケと突っ込みの茶番劇になる(笑)
- 不気味なシーンはキラキラして不気味じゃなくなる(笑)
- 追われるシーンは運動会のBGM(笑)
- 怖いシーンもワンちゃんによる写真やイラストで癒される(笑)
…て感じです。
感想
不思議だ…怖くない…ビックリしない(笑)。
そして笑う(笑)。
ただ、ホラーとしては台無しです(当然)。
これはあれですね、本編から見るべきですね(わかってはいた)。でもビックシリーンさえ回避できれば私としては満足。これで本編を見る覚悟ができました。次はきちんと「犬鳴村」本編をじっくり見たいと思います。思いの外面白かったし。特に主人公たちの出自に関する秘密が明らかになる件(くだり)なんか好みですし。
そして是非、「呪怨」とか「リング」とかでもこの「恐怖回避ばーじょん」をリリースしてもらいたいものです。そしたら観ます。
もちろん「恐怖回避ばーじょん」から観ますよ(笑)。
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